備前を拠点に活動する陶芸家の佐野枝利さんによる備前茶盌です。備前の田土と山土を使用し、古墳時代にルーツのある備前焼の歴史を継承した窖窯(あながま)で、松と山の雑木を薪にして無釉で焼成しています。
備前の山土を使い生まれる「石はぜ」とばれる表面の石が弾けた景色や、アクセントのように入る赤い「緋襷」(ひだすき)など備前らしい豊かな表情が魅力の作品です。
炎と土が偶然に織りなす豊かな景色と現代的な感性が融合した佐野さんならではの茶盌です。
サイズ
口径:108mm
胴径:127mm
高さ:83mm
専用の桐の共箱、ウコン布付属
作家
佐野枝利
経歴
アメリカ・サンフランシスコで建築・インテリア・空間デザインの仕事に携わる傍ら茶の湯を学ぶ。備前焼を学ぶ為、備前/伊部に移住。
棚田の広がる山里に仲間と小さな自作穴窯を築炉。昔々のやきものづくりに憧れ、身近にある自然(土・水・木々)を頂き、野山の自然、生きもの達と共に過ごしながら作陶する。
棚田の広がる山里に仲間と小さな自作穴窯を築炉。昔々のやきものづくりに憧れ、身近にある自然(土・水・木々)を頂き、野山の自然、生きもの達と共に過ごしながら作陶する。