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お茶の温度と香り

お茶を淹れるときのお湯の温度はいろいろな記事があると思いますが、お茶を飲むときの温度について話題にされることは少ないのではないでしょうか。お茶の温度はお茶を飲んだときの香りに影響します。

特に紅茶や烏龍茶など発酵茶は温度によって香りが変化し、例えば紅茶ですと60度くらいが一番香りを楽しめる温度とも言われています。ワインやウイスキーを飲むときに温度にこだわるのと同じですね。お茶の香りは、カップからたつ香りと、口に含んだり喉を過ぎた時に抜ける香りを楽しみます。熱すぎると刺激が香りを邪魔しますし、冷めすぎてしまうと揮発する香りが少なくなります。

それともう一つ、香りとは関係ないですが、熱い飲み物は粘膜にダメージを与えがんを誘発する確率が上がるという研究結果もあります。寒い時は熱々のお茶も良いですが、もし良いお茶が手元にあれば少し冷めてからの香りを楽しんてみてはいいかがでしょうか。

本日のお茶は、茨城古河、吉田茶園さんのいずみのセカンド。お店に仕入れさせていだたく際にテイスティングさせて頂いたうちの一つです。



いずみらしいトップノートから冷めてくると果実感が増してきます。すこし寝かせたからでしょうか、昨年飲んだ時と印象が違うような。奥深い香味と滋味のある和紅茶です。


kiwahaでは吉田茶園さんのいずみのファーストをはじめ、冷めてから香りの本領を発揮するお茶を扱っています。そこまで香りを気にしていなかったという方もきっと感じ取れるはずですのでよろしければお試しください。お茶の楽しみがひろがりますよ。🙇‍♂️