日常のお茶とハレのお茶
三が日の最終日。中国茶、大紅袍を淹れる。福建省武夷山の麓でつくられる「岩茶」のなかでも、高級なお茶として知られる烏龍茶です。
茶葉が採れる場所によって様々なグレードがある大紅袍。これはそこまで高いものではありませんが、岩茶ならではの豊潤な香りと甘み、余韻が楽しめます。
中国茶はとても奥が深く、また、値段も上はキリがない世界。
だからこそ、特別な時にふさわしいお茶になるのでしょう。
日常のお茶とハレのお茶。日本茶もそんなふうに分けて楽しむ人が増えれば、
もっと豊かになるのではないでしょうか。