象谷塗(ぞうこくぬり)は江戸時代後期に玉楮象谷によって始められ現代に続く香川の伝統工芸、香川漆器の技法の一つです。漆に花粉を撒くことで作り出される独自の艶消しの表情が特徴。栃の無垢材をくりぬき、表面にリズミカルつけられた鑿目がコントラストを生みだしています。現在では鑿を扱う木地職人さんも少なく貴重な一品です。裏面は摺り漆で仕上げられています。一人用の茶盆として、また酒盆や軽い一膳盆としてもいかがでしょうか。
大きさ:27cm×18m×1.7cm
材質:天然木(栃)
仕上げ:漆
手作りのため一つ一つ表情が異なります。また天然木のためわずかな反りがある場合があります。あらかじめご了承いただけますと幸いです。