出石焼の白磁の煎茶用宝瓶(ほうひん)です。出石焼は兵庫県出石町で作られる歴史ある白磁のうつわで、江戸時代に原料となる陶石が出石町柿田で発見されて以降、現在まで磁器の生産が続いています。
宝瓶とは、持ち手のない日本独自の急須で、本体に直接あけられた茶こしの穴と、くちばしのよな注ぎ口が特徴です。シンプルで現代的な印象のある形に、出石焼の茶器の特徴の一つである、手彫りによる菊の模様がうつわの表面に施され、彫刻部分を無釉とすることで質感のコントラストをつけています。
煎茶用の急須ですので玉露用に比べ程よい容量があり、日常的に楽しむお茶にも向いています。同じコレクションの煎茶碗と湯冷ましもご用意しております。爽やかで上品な印象のある白磁の茶器で特別なお茶の時間を楽しんではいかがでしょうか。
寸 法
胴 径:103mm
奥行き:128mm
高 さ:88mm
容 量:適量約170ml、満水220ml
材 質:磁器
ブランド:出石窯 永澤