備前を拠点に活動する陶芸家の佐野枝利さんによる備前茶盌です。備前の田土と山土を使用し、古墳時代にルーツのある備前焼の歴史を継承した窖窯(あながま)で、松と山の雑木を薪にして無釉で焼成しています。
高温の窯から引出し急冷しさせることで生まれるしっとりとした黒(引出黒)や胡麻と呼ばれる見込み(茶盌内側)の景色など、備前焼き独自の豊かな表情が魅力の作品。
炎と土が偶然に織りなす豊かな景色と現代的な感性が融合した佐野さんならではの茶盌です。
サイズ
口径:122mm
胴径:140mm
高さ:82mm
専用の桐の共箱、ウコン布付属
作家
佐野枝利
経歴
アメリカ・サンフランシスコで建築・インテリア・空間デザインの仕事に携わる傍ら茶の湯を学ぶ。備前焼を学ぶ為、備前/伊部に移住。
棚田の広がる山里に仲間と小さな自作穴窯を築炉。昔々のやきものづくりに憧れ、身近にある自然(土・水・木々)を頂き、野山の自然、生きもの達と共に過ごしながら作陶する。
棚田の広がる山里に仲間と小さな自作穴窯を築炉。昔々のやきものづくりに憧れ、身近にある自然(土・水・木々)を頂き、野山の自然、生きもの達と共に過ごしながら作陶する。