栃の木瓜折敷と出石焼の煎茶器が入荷いたします
4月20日(土)午前11時に、栃の木瓜折敷と出石焼の煎茶器が入荷いたします。
木瓜折敷 栃
茶道具を手掛ける四国の木地工房さんで、栃の無垢材を削り出し手作業で仕上げた折敷です。折敷とはうつわ等を置く台のこと。伝統的な木瓜の形はシンプルながらテーブルに華やぎを与え、乗せるうつわやお菓子などを美しく演出します。
裏面には持ち上げるときの手がかりとなる畳摺と呼ばれる傾斜がついています。サイズは27cmで、卓上で使用するプレースマットのほか、軽い一膳盆としてもお使いいただけます。
仕上げは明るく上品な栃の木目を生かした無機ガラス塗装仕上げ。お椀にも使用される食品衛生適合品の塗料ですので、和菓子など直接乗せてご使用いただけます。(油分のあるものは染みになる場合がございます。)
今回入荷分は色味に幅がありますので、お買い求めやすいように、「淡肌」「中肌」の2種に分けてご提供いたします。
出石焼 煎茶器
出石焼は兵庫県出石町で作られる歴史ある白磁のうつわで、江戸時代に原料となる陶石が出石町柿田で発見されて以降、現在まで磁器の生産が続いています。今回入荷する茶器は宝瓶、煎茶碗、湯冷ましの組み合わせ。制作は明治創業の窯元、出石窯永澤によるものです。
宝瓶は、持ち手のない日本独自の急須で、本体に直接あけられた茶こしの穴と、くちばしのよな注ぎ口が特徴です。シンプルで現代的な印象のある形に、出石焼の茶器の特徴の一つである、手彫りによる菊の模様がうつわの表面に施され、彫刻部分を無釉とすることで質感のコントラストをつけています。
玉露に使われることの多い宝瓶ですが、煎茶用の宝瓶ですので玉露用に比べ適量で170ml程の容量があり、日常的に楽しむお茶にも向いています。
揃いの煎茶碗と湯冷まし。爽やかで上品な印象のある白磁の茶器で特別なお茶の時間を楽しんではいかがでしょうか。
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