お茶商品全国一律送料350円で発送します(3~4パックまで、ネコポス)

宮崎 五ヶ瀬の燻香紅茶

燻香紅茶とは、薩摩の鰹節などを炭やおがくずで乾燥させる「焙乾」という手法で茶葉を乾燥させ燻香をつけた紅茶です。薫香のある紅茶というと、中国福建省武夷山の麓でつくられる松の木で燻した紅茶、正山小種/ラプサンスーチョンが有名です。正山小種の強烈なスモーキーな香りは人によって好みがわかれるところですが、この燻香紅茶は日本人にはなじみのある鰹節や炭焼の燻香。宮崎の玉露品種「たかちほ」を手摘みし発酵させ、焙乾で仕上げた非常に手間のかかったお茶です。

しかしこの紅茶の特徴は香りだけではありません。一口味わうと燻香のあとにふくよかな甘みが広がり、飲んだ後もその甘みが続きます。これは、中国紅茶でいうところの「回甘」を思わせるもので、質の良い紅茶だけにある特徴です。また、良質な手摘みのお茶は抽出が穏やかで、長く蒸らしても苦渋味やえぐみが出ず、二煎目以降も美味しくいただくことができます。しっかりしたお茶がベースにあるからこそ、この燻香が生きるのです。

このお茶の作り手は、宮崎 五ヶ瀬で茶園を営む五ヶ瀬緑製茶の園主で主に九州地方で作られる釜炒り茶の名手でもある興梠洋一氏。氏は釜炒り茶にとどまらず、様々なお茶を日々研究して作り出すお茶のエキスパート。探求心あふれる興梠さんだからこそ生まれた、唯一無二の香りと味わいをぜひ味わってみてください。

五ヶ瀬 興梠洋一さんのお茶はこちら